タニャーンとは
たにゃーんの詳細データ
正面
おしり
名前:
谷山猫タニャーン
性別:雌より(雌雄同体と思われる)
年齢:約505歳(地球の公転周期で換算)
出身:土星の第二衛星エンケラドゥス
職業:自宅警備猫
好きなもの:からあげ
嫌いなもの:セロリ
身体的特徴
頭部は地球上のネコ科にほど近い構造をしているが、知能はヒトより高い。
外見的にはゆるい顔のネコにしか見えないが感情の起伏に富んでおり、表情も豊かである。
変形可能な胴体を有しているが地球では大抵、車輪のような形態になっており、中心部(ホイール部分)に頭部がついており、その外見はさながら輪入道のようである。
想像図〔旅立ち〕
生物学的特徴
土星の第二衛星であるエンケラドゥスより来訪した地球外生命体
地球の1%程度の低重力下で生まれた不定形の原生生物が極めて高度の知能をもつ生物に進化したとみられるが、頭部にあたる部分のみ脊椎動物であるネコ科の特徴をもっており、その進化の系統については謎に包まれている。
頭部以外の部分は変形させることができ、環境への適応力が非常に高い。
宇宙空間を亜光速で巡航することも可能。
食事は基本的に人間と同じものを好むが、鉄くずや木材などを食べているとの目撃証言もあり、おおよそどのような物質でも体に取り入れてエネルギーに転換できるのではないかと思われている。
タニャーンの表情
普段
嬉しい
悲しい
怪しい
はて?
びっくり
きら~ん
ぐるぐる
シャー
性格

重力(標準重力加速度):0.113m/s
2
基本的に穏やかであるが、時折感情の起伏の激しい一面も見せる。
人語を解し、誰にでも分け隔てなく接する世渡り上手な一面もある。
語尾に“にゃ”をつけるが狙ってやっているのかは不明である。
尚、この生物は現状一体しか確認されていないため、種としての普遍的な性質なのか、個体の個性なのか区別はつかない。
生物的特徴についての考察
地球にくらべ生物が居住するには困難な環境下であるエンケラドゥスにおいて、唯一変形の出来ない頭部は、環境適応にとって非常に邪魔で無駄に思われる。
このことについては、知識が発達しすぎたため頭部のみは変形が不可能になったという説や、逆に、頭部は重要器官のない装飾部位ではないかという説もある。
経歴
地球来訪以前の経歴は不明。
1995年3月5日16時48分頃、鹿児島県鹿児島市上福元町にある谷山中央自動車学校の敷地内コースに落下した。
周囲に被害はなかったが、自動車学校の職員及び教習生に多数の目撃者がいた。
その後、谷山中央自動車学校内や周辺地域を徘徊するようになったが、“ちょっと変わったネコ”程度にしか思われていなかった。(これについての推察は後述する)
近年ようやく、当初の認識が改められ、地球外生命体として研究されるようになった。
地元民からはわりと愛されているらしく、“タニャーン”の愛称も地元民からつけられたものである。
ニャンパクト・クレーター
とある場所で見つかった猫型のくぼみ!
タニャ-ン不時着地点では!?
敷地内コースでコレを発見できたら幸せになれるという噂も??
現在の動向
出現期間、出現率ともに、かなりランダムでいつどこに現れるかわからない神出鬼没であるが、基本的に谷山中央自動車学校周辺しか徘徊しないらしい(本人談)
ほんの一瞬目を離した隙に現れたり、いなくなったりするあたりはやはり宇宙猫らしいといえる。
人間とは世間話をする程度だが、見ていないところで何をしてるかは不明である。
ねぐらは決まっており、谷山中央自動車学校最上部にある通称“眠り猫の褥”である。